【インド占星術】前科まみれのヤクザなチャート


喧嘩ざんまいの不良時代を経て、
絵に描いたように前科だらけの大人になり、
最近また、やっと10年以上ぶりに刑務所からでてきた
友人の分割図を見てみた。
(※今は裏業界から足をあらっている)

出生時刻は分からない。
あまり平和な家庭環境じゃなかった事もあり、分かるのは誕生日とだいたいの出生地域だけ。
その誕生日に間違いがないという前提で書く。

ガッシリした体格と過去の経歴から、
てっきり火星が強いチャートになっていると思っていたが、出生時刻をどの時間帯に設定してみても火星が減衰している。
これはおかしい。

それに木星はトリコーナで、しかもヴァルゴッタマ。
前科者ではあるものの、度量の深さという点だけは、この人物の右に出る者になかなか出会った事あないので、そういう事もあるのかしらと、思わなくもない。
哲学的なことを言いだす癖があり、昔は良く、私と禅問答のようになっていた。
だから木星がトリコーナになっている事は、まぁ変ではない。

水星にいたっては高揚している。
私は水星が高揚した人物とやたら縁が多いので、これもまぁ理解できる。

しかし火星が減衰というのは....絶対におかしい。
スポーツは出来るし、元々はもっぱら肉弾戦の喧嘩が専門だった。
裏業界にいた頃にはずいぶん怖がられていた人物で、私も他の人から恐ろしい噂を聞かされていた。
そんな人物が火星減衰なんて事があるんだろうか?

母親とは早くに離別している。
そうなると、4室か月の具合が悪くないと、つじつまが合わないので、そこに照準を合わせてチャートを使って出生時間を絞り込んでみる。

離婚と結婚を繰り返したり、家庭崩壊したりと忙しいので、金星の減衰は、まぁもっともだ。

困った事に、火星だけがどうにも理屈が合わない。

本人が歩んだ道のりや、実際の性格から、ラグナを思い切って蠍座だと仮定してみる。
すると火星はラグナロードとなり、そのラグナロードが減衰する。
裏社会へ行くことになったという点では、ラグナロードの減衰は合ってると言えなくもないが、
しかしラグナロードの火星が在住するのが9室になってしまう。
「9室:法律」の元での減衰か。
なるほど、考えようによっては「法により罰せられる」という意味にとれるのか??
長年この法治国家に適用できなかった事を思えば、生々しいほど当たっているか?

こじつけすぎだろうか?
「9室:信仰」の元での減衰と受け止めれば、
神を信仰する事によって 自我が消滅することになる??
うーん....

次に、出生地の情報を疑わってみるが、
両親がもう亡くなってるので、これは再確認しようにもあまりにも手がかりがない。

(ちなみに、戸籍に載せている出生地の情報が、しばしば事実と異なっていることは、前回の投稿にも書いた。↓
https://yoshinasi.blogspot.com/2024/06/1.html

このあたりで、また1つの事に気付いた。

この人物の木星が、よく考えると私のチャートのラグナに重なっている。
道理で、一緒にいたら落ち着く(妙に馴染む)はずだ。
だとすると、私の木星もこの人物のラグナに重なってるかも...
その線は じゅうぶん有り得る。
とすれば、この人物のラグナは双子座という仮定がなりたち、
そうするとラグナロードが高揚状態になる。
それと同時に、月が減衰の位置へ移動。
母親との早い離別という点と合致してくる。

おっと、そうなると、月と火星が星座交換のチャンドラマンガラになるから、
火星が6室蠍座の影響を強くうけて、火星の力が一気に補強されるぞ…
この線は、もしかして、ありかも……
しかもこのチャートで太陽ラグナを起点にして見てみると、月が4室在住になり、やはり母親との縁が薄くなる。
それから“社会性”を意味する10室の主星が減衰になる。

一気に筋が通ってきた。

火星の減衰問題については、これだけではまだ不完全な気がするので、
他のラグナで火星減衰が何重にもバンガされるような配置がないか検証する必要があるかも知れない。
でもまぁ、だいぶ納得いく形にはなってきた。

ところで、
出生時間を何時に設定しても太陽が定座にあり、
それが土星とコンジャクとしている。

太陽と土星がコンジャクションの時は、土星の方が太陽を制御するパターンが多かったような...

これまた 一般の人には全く理解できない人物像になってしまうが、
彼はかない古いセンスを持った人間で、例えば朝おきたらどんなに体調が悪くても背筋を伸ばして座り、決して二度寝をしない、など、「サムライですか?」とツッコミたくなるような習慣やこだわりを多く持っている。
それは何度も出入りした刑務所暮らしで身に付いた習慣でもあるが、
昔から、どうにもならないような「社会不適合者」の面倒を粘り強く見続けたり、非常に面倒見の良い一面を持っており、
そのあたりは、いかにも太陽×土星 な感じなので、
これは合ってるかも知れない。
普通アウトローがそういう事をしたら、見返りとして後から金銭やら何やら要求してくるのが定番だが、
この人物の場合は何の使命感からか、無報酬でそういう事をやる癖がある。

10年越しに刑務所から出て来ても、見捨てることなく堅気仕事の世話などをやいてくれた人達が多数いたのは、本人がその昔、よく他人の世話を焼いた所以だろう。

少し前「世の中が変わりすぎてて、刑務所にいたままの方が良かった」と泣きの電話を入れてきたが、それからあっという間に周囲の人達と上手くやり、すっかり馴染んでしまった。
(そうなるだろうと予想はしていた)
水星が高揚してるだけあって、元来、頭は悪くないんだよな。

子供時代の事情で、まともに義務教育を受けずに大人になったのが最大の不幸だったように思う。
もしちゃんと勉強していれば、人生はかなりちがっていただろう。

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