【インド占星術】多様性と8室


インド占星術に興味を覚えて当初、
8室の意味が、いまいち上手く理解できなくて
ずいぶん困った。

ネットで調べていくと、
8室は
「普通のことが通用しない」
「まともじゃない生活」
「不道徳な関係」
「破天荒な人、破天荒な展開、破天荒な世界観」

といった解説が良く目についた。


しかしそれらの表現は
8室に対するマイナスイメージが強すぎて、
語弊があるように思う。


8室は「不道徳」と言うより、
そもそも善悪を決める物差し(ルール)自体が
存在しない。
ゆえに、
何が道徳的で、何が不道徳か、そもそも断言できない。

また、

ルールが支配する「一般的な社会生活」に
なじめない事は確かだが、

それが不幸な事なのかと言われたら、
必ずしもそうではない。
本人は自分の世界観の中で、
羨ましいほど伸び伸びと、人生を謳歌している事も
決して少なくない。
それゆえ、8室の意味を限定するのに手こずった。


ただとにかく
「非一般的な状態」なので
収入源も普通ではなくなってくる。
昼間、皆と一生懸命に会社で働いて、

一律の給料をもらう....そんな生活とは違う。

近年で分かりやすい職種をあげると、
「YouTuber」や「インフルエンサー」、
「情報商材屋」なども該当してくるだろう。

あるいはもっと理解されにくく、
もっと8室感が強い分野として、
ヒモ生活、愛人生活かも知れないし
何もせずに遺産で生活するかも知れない。
人とは違う、ギョッとされるような
奇妙な特技や、

研究で食べていく人かも知れない。
(ゲテモノの食レポーターなど)

そして、 彼ら彼女らの恋人は重犯罪の前科者かも
知れないし、性転換手術をした相手かも知れない。

日本人でありながら一夫多妻制そのものの生活を
送っているかも知れない。

独特な信念をもっている新興宗教も8室的だ。

LGBTQの世界観なども、8室的だと感じる。
また近年、何かにつけて「多様性」という言葉が
取り上げられるが、この多様性の概念と8室とは
非常に通じるものある。

もともと「多様性」とは、
様々な異なる習慣や可能性を受け入れ、お互いに
バランスを取りながら、お互いの特性を活かし合い
ながら社会を運営していく事を表していて、非常に
ポジティブな意味合いで使われるべき言葉である。

ゆえに、
ネガティブなイメージで使われやすい「8室」とは
方向性が違うように見えるが、
私は両方とも本質は全く同じと考えている。

実際、近年は「多様性」を推進しようとするあまり、
かえって新たな問題を生み出してしまい、闘争に
発展するケースが良く目につく。

直近では、2024年パリ・オリンピックもそうだろう。
オリンピックの運営それ自体が、そもそも利権の
ぶつかりあいである上に、さらに新たに、LGBT系
の利権団体も背後にからみ、一部議論がすっかり
泥沼化している。
利権とは、不労所得、つまり8室のテーマである。
また、性や生殖に関する問題も、8室のテーマである。

一歩まちがえれば「多様性」は「8室」そのもので、
「8室」は「多様性」そのものだと言っていい。
やはりどうあっても、
8室イコール不幸だとか、逆に幸せだとかは、
単純にはなかなか言い切れない。



・・・ところで、
8室は「スピリチュアル」の部屋とも言われている。

ことさら占いや霊や魂などといった、
メンタルを強く揺さぶってくる要素との関わりが
強い(らしい)。

しかし実のところ私は、その点に関してはピンと
来ていない。話をこじつけられない事はないが、
実感としては
「それ、別に8室が原因じゃないよね」と思う事が
ままある。

それについて、また何か良いネタを思い出したら、
改めて投稿しようと思う。。

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