一般的な易解釈シリーズ:第18卦 山風蠱(さんぷうこ)
第18卦 山風蠱(さんぷうこ)
半分凶、半分吉。
この卦は異なる卦(下に巽、上に艮)が重なっている。
虫はもともと物質を意味し、それが拡張されて様々なものを意味し、混沌を意味する。
長い間使われていなかった皿の上に虫が湧き、「蠱」と表現される。「蠱」は世界の平和が永遠に続くためのメタファーで、腐敗の時である。
ビジネスを活性化させ、危機を回避するためには、革新と創造、再統治、再編成しかない。
運勢:改革をすれば、状況を刷新できる。
◆ 象意:
風が山の下に閉じこもってしまい、出てこない。
だから物事が腐敗して虫が発生し、意思がはっきりせず、ものの道理が失われている。
◆ 運:
万事思い通りにいかず、困難と混乱の中にある。
大胆な改革が望ましい、そうでないと内憂外患につながる。
◆ キャリア:
外的条件や個人的要因で、運気は悪い状態にある。
困難を克服するには、原因をよく分析し、欠点を見極め、毅然とした態度で果敢にリスクを取るしかない。このとき、一方は冷静な人に、もう一方は高い能力を持つ人に助言を求めることで、成果を生み出すことができるだろう。
◆ ビジネス(商売):
不利な要素が多いので、これまでのやり方を続けてはいけない。
市場動向を分析し、別の道を探す決断をすべき。
◆ 名声:
困難や不利な状況に遭遇することが多い。しかしそれは自分自身への試練でもある。勇気百倍で奮闘し続けること。それと同時に、自分の欠点を素直に探して改善すること。
◆ 結婚:
スムーズではない。双方が愛し合っているのであれば、その愛の実現のために全力を尽くし、夫婦は協力しあって家庭を維持すべきである。
◆ 野心・願望:
悪い時期。家庭やキャリアが衰退している。波乱万丈の時代に巻き込まれる。現実を直視し、懸命に働き、不屈の精神で状況を変え、リスクを冒してでも状況を変えるしかない。必要であれば、忍耐強く時を待つことも必要。
補足:
艮は山であり、堅くて上にある。巽は風であり、柔らかく下にある。
これは、柔らかい土台の上に建てられた、強くて高い家のようなもので、非常に危険な状態になっており、いつ倒壊するかわからない。
艮は山で「止まる」、迅は風で「従う」。
上が止まったままで、下がそれに従えば、物事は間違いなく発展しない。
結果は非常に悪くなる。
この「蠱」という言葉は、「何かが間違っている」「問題がある」という意味である。
対処するために、武器をも使用する強い意思で、自己再生の姿勢を徹底しなければならない。
時代の悪を正すべき時である。
この卦は、トラブルに見舞われることを表すだけでなく、自己再生・自己反省・自己検討によってトラブルを解決できる意味もある。
独自解説版:
山風蠱
https://www.blogger.com/blog/post/edit/2389773463799682351/6756168140194542145?hl=ja
山風蠱3(改革の方法)https://www.blogger.com/blog/post/edit/2389773463799682351/5090178129263965908?hl=ja

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