【インド占星術】胎児の位置づけ
【ご注意】:
ここ10年のインド占星術の最新情報を把握していないため、
すでに解決済みのテーマかも知れないが、ご容赦願いたい。
胎児の12室性
胎児の中枢神経(脳)は、母親が妊娠に気づく頃には
すでに形成されている。(妊娠2ヶ月目)
しかしさすがに、人間で言うところの“意識”は、
この時点では全くないと言われている。
ところが2ヶ月目になる頃には心臓も出来ているため、
すでに一つの個体として存在し、生命活動もなされている。
ある意味、脳死患者に近いだろう。
臍(へそ)の緒は、
さしずめ脳死患者で言えば生命維持装置である。
残念ながらその装置がなくては、酸素や栄養を自発的に
取り入れる事が出来ず、やがて心筋(心臓)も停止する。
脳死患者もやはり12室だが(脳死患者には自我がないため、
ベッドから動く事がない。病室に閉じ込もり、社会から隔絶
されている状態が、12室的である。)ある意味では、
胎児の方が、より12室的のように思える。
というのも、12室は往々にして、
「見えない場所」から「見えている社会」に対して強い影響力
を発揮する。(例えば裏社会での活動や、機密情報を取り扱う
ような研究は、12室に相当。これは実態の把握こそ難しいが、
表社会に対して絶大な影響力を持つ。)
胎児もやはり、外界に対する影響力が相当に強い。
たとえば母親が妊娠安定期に入ると(この時点で3ヶ月は経過)、
妊娠の事実はだいたい周囲に発表されるが、
その瞬間から、周囲の人達の意識が激変する。
中には、早々に子供部屋を用意しはじめ、出産に備えて
生活リズムを変える人もいる。
そういった影響力の強さから考えても、やはり胎児は、すでに
「この世に存在する」のである。
しかしそんな胎児も、
大きくなり臨月になれば、性質が1室へと移行する。
そして、強制的に表の世界へと押し出される。
存在自体は、どう考えても12室の段階から認められるので、
1室はあくまでも“活動の舞台を外界へ切り替える” だけの作業だ。
ちなみに、この切り替え作業時に母体を切り裂いて生まれてくる姿は、
星に例えると間違いなく火星である。
また、胎児すなわち12室から見た5室(創造)は、
新生児すなわち1室から見ると4室(母親)にあたる。
これは偶然に頭をよぎった事なので、だからどうしたという事もないが、
今後ふと何かにつながっていくかも知れない事なので書き留めた。
母親から観る、
子供の誕生日
私は、子供の誕生日は、2つあると考える。
1つはもちろん、本人が生まれ出た瞬間。
もう1つは、母親が自分の妊娠に気づいた瞬間だ。
その瞬間から、母親と胎児との間には、母体を通じた会話が始まっている。
したがって、まだ本人が生まれてきていなくても、流産をすれば、
母親にとってそれは子供の喪失にあたる。
「母性」について、男性に説明する事はすこぶる難しいが、
経産婦に、本当の誕生日は「妊娠の確定時」であると言えば、
ほとんどの母親がこれに疑問を持たないだろう。
まだ一般的には認知されていない、占星術の新しい技法が、
そこに隠されている気がする。
子供がまだ母体の中にいる状態は、ハウスに当てはめれば5室だが、
胎児の目線から見れば、12室と考えた方がはるかにリアルである。
なぜなら12室は、閉鎖的な空間、表へ見えてこない物事を象徴している。
まさに子宮そのものだ。
12室を出生ラグナとして仮定して見た場合に、
何か見えてくる法則があるかも知れない。
(※これは、いつもの勝手考察である。)
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