一般的な易解釈シリーズ:第42卦 風雷益(ふうらいえき)
第 42 卦 風雷益 ( ふうらいえき ) この卦が出ると、往くところに利あり、水を渡るに利あり。 上は巽で、巽は風を表す。下は震で、震は雷を表す。 風と雷が激突する様は、益卦である。 君子はこの卦を見て、風雷の威力を恐れ、良い行いをし、過ちがあれば改める。 『断易天機』の解説: 益卦は巽上震下で、巽宮の三世卦である。益卦は損益・収益の意味を持ち、「行動するに利し、大川を渡るに利し」多くは吉。 北宋の易学者である邵雍は、 上を損じて下を益し、奮発して事を成す。 進取して名声を得る、商人は利益を得る。 この卦を得た者は、まさに好運の時期であり、奮発して進んで良い。人の助けを得て、名声も利益も得ることができる。 台湾の偉大な学者である傅佩栄によると、 ●運勢:思うがままの 時。古きを改めて進んで良い。 ●財運: 貿易は迅速に行うべき、そうすれば利益を得られる。 ●家運: 風雷に注意。婚姻は円満にいく。 ●身体:ストレスやプレッシャーで、 肝火太盛(かんかたいせい)の状態 。 肝火太盛とは 中医学における病態の一つで、肝臓が過剰に働いており、体内に熱がこもった状態を指す。肝臓は、自律神経の調整や血流のコントロール、精神的な安定など様々な働きを担っているため、働きが過度になると、体内のバランスが崩れて様々な症状を引き起こします。 精神的な症状としては、 イライラ・落ち着かない・不眠・集中力低下など。 身体的な症状としては、 頭痛・目の充血・めまい・耳鳴り・便秘など。 その他 : 月経不順、乳房の張り、吐き気など、女性特有の症状も現れる事。 ◆ 象意: この卦は異卦(下震上巽)が重なったものです。巽は風を、震は雷を表します。風と雷が激しく交わり、勢いが強まり、周囲に雷の音が響き渡ります。 強風と速い雷が組み合わさるため、威勢がどんどん増します。 風と雷は互いに助け合い、互いに成長し、相互に利益をもたらす存在です。長男と長女が組み合わさり、夫婦一体となり、子孫を増やす象でもあります。 また、この卦は損卦の反対です。損卦は上を損なって下を益すのに対し、この卦は下を損なって上を益すものです。 ◆ 運: 現在、吉運の真っ最中です。 貴人の助けを得て成功するでしょう。 人に恵みを施すことが望ましいです。 施すことは受け取るよりも福をもたらします。 ◆ キャリア: 大胆に投資し、他人...